企業ブログの代わりにSNSをホームページに埋め込むのは効果あるの?

企業サイトを運営していると、「ブログって続けるのが大変…」「SNSだけで十分じゃない?」と感じたことはありませんか?
最近は、企業ブログをやめて、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSをホームページに埋め込む企業も増えてきました。
では、企業ブログの代わりにSNSをホームページに埋め込むのは、実際に効果があるのでしょうか?

この記事では、そのメリットとデメリットを分かりやすく解説します。

SNSをホームページに埋め込むメリット

1.常に最新の情報を見せられる

SNSはリアルタイムで発信できるため、ホームページに埋め込むと「最新情報があるサイト」に見せられます。
ブログのように「更新が止まってる感」が出にくく、訪問者に安心感を与えられます。

2.SNSフォロワーの獲得につながる

埋め込まれたSNS投稿からアカウントをフォローしてもらえることも。
ホームページとSNSがつながることで、ユーザーとの接点が広がります。

3.更新のハードルが低い

ブログは構成・タイトル・文章を考える必要があり、時間がかかります。
その点、SNSはスマホ一つで手軽に更新できるため、継続しやすいのが大きな魅力です。

ただし、SNSだけではカバーできない弱点も…

1.SEO効果がほぼ期待できない

SNSの投稿内容は検索エンジンに評価されにくく、Google検索での流入はほぼ見込めません
一方で、企業ブログの記事はしっかり対策すれば、検索から継続的にアクセスを集めることができます。

2.情報がすぐに流れてしまう

SNSは「今この瞬間」の発信に向いていますが、過去の投稿はどんどん埋もれていきます。
商品の詳しい説明や導入事例、ノウハウなど蓄積して読まれるコンテンツは、やはりブログが適しています。

3.信頼性の構築にはやや弱い

SNSはカジュアルな投稿が中心なので、企業としての専門性や信頼性を伝えるには物足りない面も。
特にBtoBビジネスや高額商品の販売では、ブログによる深い情報発信が効果的です。

企業ブログとSNS、どっちを使うべき?

結論から言うと、「どちらか一方」ではなく役割に応じて使い分けるのがベストです。

目的 向いている手段
最新情報の発信 SNS(埋め込み)
検索からの集客(SEO) ブログ
信頼構築・ノウハウ提供 ブログ
コミュニケーション・拡散 SNS

まとめ:SNSの埋め込みは有効、でも「ブログの代わり」にはなりにくい

SNSの埋め込みは、ホームページを活性化させるうえでとても効果的です。
ただし、それだけで検索流入や専門性の訴求までカバーするのは難しいのが実情。

だからこそ、SNSは「接点づくり」、**ブログは「信頼づくりと集客」**と割り切って、それぞれの役割を生かすのが理想です。